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J-GLOBAL ID：201002237967466460   整理番号：10A0223165

最新の画像復元・超解像技術 画像確率モデルに基づく劣化JPEG画像の復元

著者 (1件)： 藤田和弘 (龍谷大 理工)
資料名： O plus E  (O plus E)
号： 364  ページ： 280-283  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： Z0994A  ISSN： 0911-5943  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実用レベルの劣化画像復元は極めて困難である。最近はJPEG形式の静止画像が一般的になり,JPEGの符号化や復号化による劣化も加わり,問題はますます複雑さを増している。本稿では,劣化画像復元問題の概要と最近の研究成果としての劣化JPEG画像の鮮明化について,以下の内容で概説した。1)劣化過程モデル,2)原画像モデル,3)逆問題としての劣化画像復元,4)劣化画像のパラメータ推定,6)劣化JPEG画像の鮮明化(符号化と復号化,劣化JPEG画像のモデル,鮮明化画像の評価基準,鮮明化の処理手順,計算機実験)。

シソーラス用語： *画像復元 ,  *超解像 ,  確率モデル ,  *JPEG ,  符号化 ,  復号化 ,  劣化 ,  画像 ,  画像強調 ,  評価基準
準シソーラス用語： *超解像技術 ,  画像劣化 ,  劣化画像 ,  鮮明化

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (5件)：

• 藤田和弘監修, 藤田和弘, 棟安実治, 中森伸行, 近藤浩, 奈倉理一, 渡辺伸之著:「劣化画像の復元・ノイズ除去による高画質化」, トリケップス (2008)
• 藤田和弘, 貴田明宏, 稲垣昭生:“劣化画像復元法を用いたJPEG画像の鮮明化”, 日本法科学技術学会誌, Vol.11, No.1, pp. 29~40 (2006.2)
• 門野浩二, 木田勇次, 藤田和弘:“画像確率モデルに基づく焦点ずれ劣化JPEG画像の鮮明化”, 2008年映像情報メディア学会冬季大会, pp. 9~11 (2008.1)
• 門野浩二, 藤田和弘, 木田勇次:“焦点ずれ劣化JPEG画像の鮮明化”, 平成21年度電気関係学会関西支部連合大会, G13-32 (2009.11)
• 藤田和弘:“劣化画像復元および画像鮮明化と防犯ビデオ画像等への適用”, 日本写真学会誌, Vol.67, No.4, pp. 371~377(2004)

タイトルに関連する用語 (5件)： 画像復元 ,  超解像技術 ,  確率モデル ,  JPEG ,  復元