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J-GLOBAL ID：201002237989204567   整理番号：10A1531481

オートファジーは抗腫瘍薬耐性の治療標的である

Autophagy is a therapeutic target in anticancer drug resistance

著者 (6件)： CHEN Suning ,  REHMAN Sumaiyah K. ,  ZHANG Wei ,  WEN Aidong ,  YAO Libo ,  ZHANG Jian
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1806  号： 2  ページ： 220-229  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オートファジーは栄養欠乏または代謝ストレスに応答する1つの細胞異化分解型である。オートファジーの主要機能は非折畳みまたは凝集蛋白質及びオルガネラの分解を通して細胞内代謝ホメオスタシスを維持することである。オートファジー調節は複雑な過程であるが,確固とした証拠から,PI3K-Akt-mTOR,LKB1-AMPK-mTOR及びp53はオートファジー経路の主な上流調節因子であることを示した。現在,癌におけるオートファジーの重要機能を示す大量のデータが存在する。オートファジーが薬物療法及び照射治療への癌細胞の耐性を促進することは注目に値する。オートファジーの停止は3-MA,AQ及びBAのようなオートファジー阻害剤またはオートファジー関連分子のノックダウンを介した抗癌治療への癌細胞の治療耐性の再感作を可能にした。このレビューにおいて,抗癌治療への癌細胞の耐性の仲介におけるオートファジーの関与の証拠蓄積について要約し,オートファジーは将来の抗癌剤耐性の潜在的治療標的であることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *食作用 ,  抗腫瘍薬 ,  *薬物耐性 ,  ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  アデニル酸キナーゼ ,  p53タンパク質 ,  放射線療法 ,  *腫瘍細胞 ,  耐放射線性 ,  ホメオスタシス ,  *オートファジー
準シソーラス用語： Akt ,  LKB1 ,  mTOR

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： オートファジー ,  抗腫瘍薬 ,  耐性 ,  治療標的