抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR東日本の東北縦貫線工事において,電車線可動ブラケットが土木作業で使用するクレーン車のブーム旋回に支障するため,支障する先端部が取り外せる仮設用可動ブラケット(新幹線)の開発を行った。先端部を簡便に取り外しできるボルト留め構造を採用し,先端部取り外し後にトロリ線を支持する固定金具(トロリ線固定金具)を作製した。想定される最大荷重を加えて歪測定を行い強度の確認を行った。可動ブラケット本体は許容歪以下で問題なかったが,トロリ線固定金具は変形が生じたため強度アップを行った。開発効果としては,1)可動ブラケットをそっくり取り外す必要がなくなり電車線に関する作業量が減少したこと,2)その分,土木作業に割ける時間が増えて作業遅延による輸送障害発生のリスクが軽減できること,がある。