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J-GLOBAL ID：201002238133696600   整理番号：10A0188051

電子を照射したナトリウム-カリウムガラス中の混合アルカリ効果

Mixed-alkali effect in sodium-potassium glasses irradiated with electrons

著者 (3件)： GEDEON Ondrej (Inst. of Chemical Technol., Technicka 5, 166 28 Prague, CZE) ,  JUREK Karel (Inst. of Physics, Acad. of Sciences of the Czech Republic, Cukrovarnicka 10, 162 53 Prague 6, CZE) ,  DRBOHLAV Ivo (Inst. of Physics, Acad. of Sciences of the Czech Republic, Cukrovarnicka 10, 162 53 Prague 6, CZE)
資料名： Journal of Non-Crystalline Solids  (Journal of Non-Crystalline Solids)
巻： 356  号： 9-10  ページ： 456-460  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： D0642A  ISSN： 0022-3093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： (15-x)Na₂O・xK₂O・85SiO₂ガラスを電子で照射し,AFM(原子間力顕微鏡)で測定した体積変化によって表されるガラスの応答を観測することにより,混合アルカリ効果(MAE)を検討した。ガラスは191kC/m²までのドーズ量で50keV電子を照射した。低いドーズ量での照射は体積の圧縮化(圧密化)を示し,その規模はカリウム含有量に対して線形依存性を示した。この圧縮化はアルカリイオンの周囲での緩和とシリカネットワークの緩和の重畳として説明できる。高いドーズ量の場合,ほとんどのガラスは体積膨張を示した。高い照射ドーズ量は表面ガラス層からアルカリを除去し,体積変化における典型的なMAE応答を示す。それは元素に固有な移動経路の間の負の相関を用いて説明することができる。MAEに関する代替的な見解を述べた。それは移動する原子間のカップリングは混合ガラスの構造における既定の移動経路の間の相関によって代替されるということである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルカリケイ酸ガラス ,  電子照射 ,  放射線フルエンス ,  変化 ,  *構造緩和 ,  ネットワーク構造 ,  表層構造 ,  マイグレーション【化学物質】 ,  *混合アルカリ効果 ,  ナトリウム ,  カリウム ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： イオンマイグレーション ,  体積変化

分類 (2件)： その他の非晶質の構造  (BK04040Z) ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電子 ,  ナトリウム ,  カリウム ,  ガラス ,  混合アルカリ効果