全Ti色素増感太陽電池光アノードに対する自己組織化TiO<sub>2</sub>ナノチューブによるTi格子の利用

WANG Yuanhao; YANG Hongxing; LIU Yong; WANG Hai; SHEN Hui; YAN Jin; XU Hongmei

文献

J-GLOBAL ID：201002238143543578 整理番号：10A0577452

全Ti色素増感太陽電池光アノードに対する自己組織化TiO₂ナノチューブによるTi格子の利用

The use of Ti meshes with self-organized TiO₂ nanotubes as photoanodes of all-Ti dye-sensitized solar cells

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資料名：
巻： 18 号： 4 ページ： 285-290 発行年： 2010年06月
JST資料番号： W0463A ISSN： 1062-7995 CODEN： PPHOED 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

色素増感太陽電池(DSSC)の生産方法やコスト低減についていろいろな研究が行われている。本論文では,光アノードとして自己組織化TiO₂ナノチューブアレイを持つTi格子を使い,対向電極としてPt薄膜を電着したTiシートを使用する新形式のDSSCについて報告した。本DSSCは従来の裏面照射と異なり光アノード側からの照射が可能で,光の損失を回避できる。Ti格子に対するTiO₂ナノチューブアレイの成長は有機電解質中の電気化学アノード酸化によって行う。これらの要因で,従来のフッ素添加酸化スズベースのDSSCに比べ,抵抗が小さく,生産コストが低く,また太陽光の利用率が高い。ナノチューブアレイのいろいろな厚み,および3種類の格子形式について検討を行った。6開口/mm²を持つDSSCで5.3%の最高変換効率を得た。この効率は裏面照射DSSCおよび他の金属基質に基づくDSSCを上回るものである。

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太陽電池

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全Ti色素増感太陽電池光アノードに対する自己組織化TiO2ナノチューブによるTi格子の利用

全Ti色素増感太陽電池光アノードに対する自己組織化TiO₂ナノチューブによるTi格子の利用