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J-GLOBAL ID：201002238143682063   整理番号：10A0510600

摩擦攪拌溶接したアルミニウム合金における転位密度およびサブグレインサイズのX線及び中性子回折測定

X-Ray and Neutron Diffraction Measurements of Dislocation Density and Subgrain Size in a Friction-Stir-Welded Aluminum Alloy

著者 (5件)： WOO Wanchuck (Korea Atomic Energy Res. Inst., Daejeon, KOR) ,  UNGAR Tamas (Eoetvoes Univ., Budapest, HUN) ,  FENG Zhili (Oak Ridge National Lab., TN) ,  KENIK Edward (Oak Ridge National Lab., TN) ,  CLAUSEN Bjorn (Los Alamos National Lab., NM)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 41  号： 5  ページ： 1210-1216  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 摩擦攪拌溶接(FSW)は固体状態での接合法であるが,極めて大きい塑性変形,回復,再結晶等複雑な熱機械加工を受けるため,特異なグレイン組織を示す。6061-T6アルミニウム合金のベース材料およびFSW部の転位密度とサブグレインサイズを検討した。ベース材料には高分解能X線回折測定を実施した。X線回折ピークのラインプロファイル解析を行った結果,転位密度は4.5x10¹⁴m^-2で,サブグレインサイズは20nmであった。一方,浸透深さが大きい中性子回折は板の中心部深さからの回折も得ることができ,Williamson-Hall法を用いたピーク拡がり解析の結果,転位密度は3.2x10¹⁵m^-2でサブグレインサイズは160nmという結果を得た。転位密度の増加は,FSWが非常に大きな塑性変形を与えているためと考えられる。

シソーラス用語： *摩擦溶接 ,  撹拌 ,  *アルミニウム合金 ,  *転位密度 ,  *亜結晶粒 ,  *結晶粒度 ,  *X線回折 ,  *中性子回折 ,  スペクトル線広がり ,  JIS【規格】 ,  *溶接部 ,  *摩擦撹拌溶接
準シソーラス用語： Al6061

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  金属の格子欠陥  (BK12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 摩擦攪拌溶接 ,  アルミニウム合金 ,  転位密度 ,  X線 ,  中性子回折