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J-GLOBAL ID：201002238191294482   整理番号：10A0718536

音波バイオセンサ電極に吸着した蛋白質単分子層の界面すべりがある粘弾性モデル化

Viscoelastic Modeling with Interfacial slip of a Protein Monolayer Electrode-Adsorbed on an Acoustic Wave Biosensor

著者 (2件)： ELLIS Jonathan S. (Univ. Toronto, Ontario, CAN) ,  THOMPSON Michael (Univ. Toronto, Ontario, CAN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 13  ページ： 11558-11567  発行年： 2010年07月06日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面生体分子の立体配座変化の実時間,無標識での検出には横方向せん断モード音波バイオセンサを用いている。期待する信号の分離には,生体分子単分子層や基板と周囲液体との結合の理解を深める必要がある。それにはその金電極に所定分子を生化学的に結合させるリンカーの吸着層の性質が鍵である。本報ではビオチン化分子に対するニュートラアビジン(NA,脱グリコシル化アビジン)を用い,NA吸着層を,層や電極の界面間に滑りを許す,水和した粘弾性単分子層の一次元多層モデルで表した。単分子層は緻密でなく,分子間に隙間があり,NA吸着前に電極上で滑りがあるとした。実験値を負荷インピーダンスモデルに当てはめ,同様の蛋白質の文献値と合うNV単分子層の剛性率をパラメータ2個の最小化算法で得た。

シソーラス用語： 音波 ,  *音響インピーダンス ,  *バイオセンサ ,  *吸着 ,  *単分子層 ,  *モデリング ,  生化学 ,  金電極 ,  *アビジン ,  *滑り ,  *粘弾性 ,  変位 ,  多層 ,  比率 ,  曲線あてはめ ,  最小化問題 ,  アルゴリズム ,  剛性率 ,  剥離 ,  剪断強さ
準シソーラス用語： メカニカルインピーダンス ,  リンカ ,  界面剥離 ,  界面剪断強さ ,  最適化アルゴリズム ,  層間変位

分類 (4件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 音波 ,  バイオセンサ ,  吸着 ,  蛋白質 ,  単分子層 ,  界面すべり ,  粘弾性モデル