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J-GLOBAL ID：201002238202041573   整理番号：10A0710722

電離圏電波伝播に関する研究開発 3-2 電離圏不規則構造とSEALIONプロジェクト 3-2-5 FMCWイオノゾンデの開発

Studies of Ionospheric Variations for Radio Propagation 3-2 Ionospheric Irregularities and the SEALION Project 3-2-5 FMCW Ionosonde for the SEALION Project

著者 (1件)： 野崎憲朗 (情報通信研究機構 テレコムエンジニアリングセ)
資料名： 情報通信研究機構季報  (Review of the National Institute of Information and Communications Technology)
巻： 55  号： 1/4  ページ： 257-267  発行年： 2010年04月26日 
JST資料番号： F0415A  ISSN： 1349-3191  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 持ち運び・設置が容易な低出力FMCW方式イオノゾンデが開発され,各地の無人観測点で用いられている。FMCW方式は送信電力が低いので,既設の無線設備との干渉が発生しにくい。ベースバンド信号を記録するので,観測後に測定パラメータを設定する自由度が大きいなどの利点がある。出力するイオノグラムは情報通信研究機構の運用する定常観測機との共通化が計られ,ほぼ同等の読み取り精度が得られる。FMCW方式による電離圏観測技術は九州大学にも技術移転され,主としてドップラ観測に使われている。(著者抄録)

シソーラス用語： *CWレーダ ,  *気象観測機器 ,  電力 ,  イオノグラム ,  ベースバンド ,  電離層不規則性
準シソーラス用語： *FMCWレーダ ,  *イオンゾンデ ,  送信電力

分類 (1件)： 電離層・熱圏  (DC04050O)

引用文献 (25件)：

• 古関輝男, 竹内鉄雄, 石澤薫, 伊藤勝一, 倉谷康和, “9-B 型電離層観測機”, 電波研季報, Vol.26, No.139, pp. 679-691, 1980.
• 郵政省電波研究所編, “我が国における電離層観測機の変遷”, 1984.
• 加藤久雄, “5-1 電離層観測と観測情報処理システム”, 通総研季報, Vol.48, No.4, pp. 121-127, 2002.
• G. H. Barry,“A low-power vertical-incidence ionosonde”, IEEE Geosci. Electron., Vol. GE-9, No.2, pp. 86-89, 1971.
• M. lchinose, S. Fujii, and K. Nozaki,“Geomagnetic disturbance effects on usable frequency bands for a long-distance HF path”, Jour. RRL, Vol.30, No.130/131, pp. 143-150, 1983.

タイトルに関連する用語 (6件)： 電離圏 ,  電波伝播 ,  研究 ,  開発 ,  規則構造 ,  プロジェクト