抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来の圧電アクチュエータはある変位を保持させるためには,電圧を加え続ける必要がある。これに対して,我々は非対称パルス電圧を印加して,形状記憶させることを提案している。この形状記憶は,分極された状態と,脱分極された状態での圧電歪みの差異を利用したもので,分極方向制御をした後は,電圧を加えなくともその形状を維持し続けることができる。本報告では,ユニモルフ圧電アクチュエータを用いて実験した基本特性について述べ,その応用例としてガスバルブを試作した。この結果,バルブに流れる流量を,パルス電圧駆動により制御し,電圧入力なしの状態でもその流量が維持できることを実証した。(著者抄録)