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J-GLOBAL ID:201002238212988757   整理番号:10A0164694

異なるサイズのキトサン誘導体ビーズに固定化した酸性ウレアーゼによるモデルワイン溶液における尿素分解の動力学

Urea degradation kinetics in model wine solutions by acid urease immobilised onto chitosan-derivative beads of different sizes
著者 (3件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 397-405  発行年: 2010年04月05日 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,精製した酸性ウレアーゼ標品が各種の大きさの多孔性キトサンビーズに共有結合的に固定化された。共有結合法はグルタルアルデヒドとキトサンビーズの比(YGA/CHI)をどのように用いても吸着架橋法より有効であることがわかった。最適なYGA/CHI比0.625g・g-1で,ビーズの平均径(dp)を0.14mmから2.2mmに増すと,生体触媒の比活性(ABi)は,およそ300から70IUg-1湿り担体に減少した。一般にABi湿り状態で4°C,150-170日保存後5%以下に低下した。Chitopearl BCW-3001を用いて調製した生体触媒のみでの初期活性の約40%が失活した。これらの生体触媒を用いるモデルワイン溶液における尿素の分解の速度はバルクの液体における尿素の濃度に対して擬一次的で,見かけの擬一次反応速度定数(kIi)は遊離酸性ウレアーゼに関係する速度定数(kIf)の約2/3から1/5の範囲であった。試験した操作条件において,反応速度は外部環境及び粒子内拡散の物質移動抵抗の寄与により影響を受けないと推定された。モデルワイン溶液をブドウ種実から抽出した高阻害性のタンニンで富化すると,試験した最大レベル(374±2g GAEm-3)でkIiはkIfの(58±9)%に減少した。これは遊離又はEupergitRC250Lに固定化した酸性ウレアーゼへのキトサン基盤生体触媒に対して,そのような化合物に対する全く高い防護作用を立証している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ぶどう酒  ,  酵素の応用関連 
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