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J-GLOBAL ID:201002238217870339   整理番号:10A1532814

東アジア及び北東アメリカの隔離したザゼンソウ属(サトイモ科)の古植物学的洞察

Palynological insights of the eastern Asian and eastern North American disjunct genus Symplocarpus (Araceae)
著者 (4件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 723-729  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ザゼンソウ(サトイモ科)は温暖な東アジアにおけるS.foetidus(L.)Nutt.var.latissimus(Makino),S.Hara,S.nipponicus Makino,S.nabekuraensis Otsuka & K.Inoue,ロシア極東におけるS.egorovii N.S.Pavlova & V.A.Nechaev及び温暖な北東アメリカにおけるS.foetidus(L.)Nutt.を含む隔離した属である。初めてザゼンソウ属の花粉形状を光学及び走査型電子顕微鏡で観察した。S.foetidus(L.)Nutt.var.latissimus及びS.foetidusは網状の表面と鈍角の長い赤道軸先端をもつが,S.nipponicusは超微網目状表面と鋭い先端を有した。しかし,北米のS.foetidusは東アジアのS.foetidus.var.latissimusより大きな花粉粒をもっていた。このように,花粉特性に基づくとS.foetidus.var.latissimusはS.nipponicusよりS.foetidusにより密接に関係する。他の証明系,例えば分子系統発生学及び生物季節学は当該調査で提示した種間の系統発生的関係を支持する。本稿で用いた微修正アセトリシス手順は薄い外膜又は無外膜の花粉粒の調査で確実に利用できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物形態学・解剖学 
引用文献 (49件):
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