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J-GLOBAL ID:201002238218179710   整理番号:10A0388370

シアン化物の水中での高感度かつ高選択性検出を目的とする金ナノクラスタ系蛍光センサ

Gold-Nanocluster-Based Fluorescent Sensors for Highly Sensitive and Selective Detection of Cyanide in Water
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 951-956  発行年: 2010年03月24日 
JST資料番号: W1336A  ISSN: 1616-301X  CODEN: AFMDC6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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年間140万トン以上生産されているシアン化物の環境汚染のない高感度・高選択性の検出を目的として,シアン化物共存下での金ナノクラスタ(AuNC)の蛍光消光に依拠する,水溶液中でのシアン化物の認識と定量用の新規AuNC系蛍光センサを報告した。公知の方法で調製したウシ血清アルブミン安定化AuNCの水溶液中に,KCN水溶液(0.2~9.5×10-6M)を添加し,紫外線照射による640nm蛍光発光強度の時間変化を発光分光計で測定した(pHの影響も調べた)。XPSでシアン化物とAuNCとの相互作用の可能性を検討し,シアン化物の存在がAu原子を酸化させることが示唆された。なお,Au原子数はMALDI-MSなどで測定した。さらに,F-,SO42-,Ac-などの一般的アニオン18種類について共存の際のCN-の選択性を確認した。本センサは,シアン化物イオンの最低定量濃度を,WHOによる飲用水中の最高シアン化物許容値(2.7×10-6M)の約14倍低い,200×10-9Mまで下げうること,また,地下水,水道水などの実際の水の低濃度のシアン化物の検出に使用できることなどが分かった。
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分類 (2件):
分類
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分析機器  ,  水中の汚染物質の物理分析 

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