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J-GLOBAL ID：201002238254745390   整理番号：10A0682001

減数分裂期組換えはp53調節ネットワークの機能的活性化を誘発する

Meiotic Recombination Provokes Functional Activation of the p53 Regulatory Network

著者 (4件)： LU Wan-Jin (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX, USA) ,  CHAPO Joseph (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX, USA) ,  ROIG Ignasi (Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, NY, USA) ,  ABRAMS John M. (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 328  号： 5983  ページ： 1278-1281  発行年： 2010年06月04日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： p53メンバーを1つしか持たないショウジョウバエの,トランスジェニックなレポーター株胚に電離放射線照射し,GFP発現の追跡によりp53ネットワークのin vivo活性化を検討した。減数分裂期組換えが卵母細胞前駆体においてp53の活性化を起すことを認めた。特にトポイソメラーゼSpo11が作り出したDNAの二本鎖切断は機能的p53活性を誘導した。p53とrad54の遺伝子相互作用がSpo11の作用に必要であった。減数分裂期DNA修復を欠損する細胞では機能的p53活性が持続した。Spo11依存性のp53活性化はマウス精巣でも起きた。この結果はp53の腫瘍抑制機能が組換えにリンクした原始の活性から生じたものであることを示唆する。

シソーラス用語： *DNA組換 ,  減数分裂 ,  *p53タンパク質 ,  活性化 ,  タンパク質 ,  ショウジョウバエ ,  トランスジェニックマウス ,  電離放射線 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  卵母細胞 ,  イソメラーゼ ,  *二本鎖DNA切断 ,  DNA結合タンパク質 ,  相互作用 ,  DNA修復 ,  精巣 ,  免疫染色
準シソーラス用語： Rad54蛋白質 ,  Spo11 ,  サプレッサー蛋白質 ,  トポイソメラーゼ ,  遺伝子相互作用

分類 (3件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 減数分裂 ,  組換え ,  p53 ,  調節ネットワーク ,  活性化 ,  誘発