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J-GLOBAL ID：201002238277919213   整理番号：10A1036914

雄性と雌性のネズミイルカ(Phocoena phocoena)でのPCB-153へのライフタイム曝露に対する生理ベース薬物動力学(PBPK)モデル: モデルの開発と評価

Physiologically Based Pharmacokinetic (PBPK) Models for Lifetime Exposure to PCB 153 in Male and Female Harbor Porpoises (Phocoena phocoena): Model Development and Evaluation

著者 (5件)： WEIJS Liesbeth (Univ. Antwerp, Antwerp, BEL) ,  YANG Raymond S H (Colorado State Univ., CO) ,  COVACI Adrian (Univ. Antwerp, Antwerp, BEL) ,  DAS Krishna (Univ. Lige, Lige, BEL) ,  BLUST Ronny (Univ. Antwerp, Antwerp, BEL)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 44  号： 18  ページ： 7023-7030  発行年： 2010年09月15日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 雄性と雌性のネズミイルカ(Phocoena phocoena)での残留性の高いポリクロロビフェニル(PCB-153)の取込,分布および除去プロセスを説明する生理ベース薬物動力学(PBPK)モデルを開発した。代謝能力が低く,寿命が長く,海洋食物連鎖で頂上に位置し,汚染への感度が高いネズミイルカの肝臓,脂肪,腎臓,脳と残りの部分でモデルを構成した。モデルの検証に使用したデータセットへ適合させた脳/血液分配係数と排泄速度を除いて,全ての生理的および生物化学的パラメータには文献から抽出した。PCB-153の取込は生まれて4カ月は母乳からとし,離乳後は魚類を主な食品汚染源とした。このモデルによるシミュレーションから,雄性では年齢と共にPCB-153の濃度が増加するが,高齢になると代謝変換が除去経路になり,雌性では妊娠と泌乳がPCB-153排除への重要プロセスであることを示した。

シソーラス用語： *イルカ ,  性差 ,  曝露 ,  薬物動力学 ,  力学モデル ,  *生体内蓄積 ,  生体内分布 ,  取込 ,  食物連鎖 ,  汚染源 ,  年齢差 ,  シミュレーションモデル ,  除去 ,  生物濃縮 ,  ポリ塩化ビフェニル
準シソーラス用語： *Phocoena phocoena ,  動力学モデル

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： PCB-153

タイトルに関連する用語 (11件)： 雄性 ,  雌性 ,  ネズミイルカ ,  PCB-153 ,  タイム ,  曝露 ,  生理 ,  薬物動力学 ,  モデル ,  開発 ,  評価