抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コンクリート部材に生じる乾燥収縮ひび割れについて,解説する。コンクリートの乾燥収縮は幅広く分布するが,中でも骨材の影響が大きい。コンクリート部材のひび割れ発生メカニズムを模式的に示した。実構造物の壁やスラブの場合,部材内部の鉄筋により収縮が拘束される(拘束率)。この拘束率が大きいほど,コンクリートに発生する応力が大きくなり,ひび割れ発生の危険性が大きくなる。乾燥収縮ひび割れに関する試験方法として,JIS A1151「拘束されたコンクリートの乾燥収縮ひび割れ試験方法」がある。また拘束率がコンクリートのひび割れに大きな影響を及ぼすことから,載荷により拘束率を制御する試験方法も提案されている。