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J-GLOBAL ID：201002238325379137   整理番号：10A0897311

HPLCにおける光と流体の複合解析

著者 (1件)： 宮内真二 (島津製作所 設計技セ)
資料名： 分光研究  (Journal of the Spectroscopical Society of Japan)
巻： 59  号： 4  ページ： 196-198  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： F0007A  ISSN： 0038-7002  CODEN： BUKKAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レンズの最適設計に関して,GRINレンズに代表される屈折率分布型媒質への光線追跡法の応用とともに,GRINレンズと異なり流体中の濃度分布が時間的に変化するLC検出器セルなどにも,光線追跡法は使用可能である。ただし,この場合,光線追跡に先立って,屈折率分布を計算する必要がある。したがって,数値流体力学による流体計算により濃度分布を予め求め,それを基に屈折率を計算した。このように,数値流体計算と光線追跡を複合的に行うことにより,LC検出器のような光学特性が時間的に変化する光学系に対しても,その時間変化を解析することが可能である。

シソーラス用語： 最適設計 ,  *光線追跡 ,  *屈折率分布 ,  *計算流体力学 ,  濃度分布 ,  レンズ設計 ,  光学系 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  流体 ,  *流動解析 ,  不均質媒質
準シソーラス用語： GRINレンズ ,  屈折率分布型レンズ ,  時間変化

分類 (3件)： 光デバイス一般  (BD06010L) ,  光の像形成  (BD03050I) ,  流体の実験・試験・測定方法及び装置  (BC01020K)

引用文献 (5件)：

• MARCUSE, Dietrich. Light transmission optics. 1989, 82-87
• http://www.ansys.com/
• 化学大辞典編集委員会編. 化学大辞典. 1963, 4, 272
• 日本化学会編. 分析化学. 2007, 233-238
• 高橋雅俊. 島津評論. 2002, 56, 129

タイトルに関連する用語 (3件)： HPLC ,  流体 ,  解析