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J-GLOBAL ID：201002238340161040   整理番号：10A0224408

多様な水マトリックスからのウイルスを濃縮する新規陽性フィルタの評価

Evaluation of a novel electropositive filter for the concentration of viruses from diverse water matrices

著者 (6件)： BENNETT H. B. (Univ. Washington, WA, USA) ,  O’DELL H. D. (Univ. Washington, WA, USA) ,  NORTON G. (Univ. Washington, WA, USA) ,  SHIN G. (Univ. Washington, WA, USA) ,  HSU F.-C. (Scientific Methods, Inc., IN, USA) ,  MESCHKE J. S. (Univ. Washington, WA, USA)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 61  号： 2  ページ： 317-322  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト腸内ウイルスを検出するには10~100リッターの試料水を濃縮する必要があるため,これに代る新規手法を検討した。ミクロガラス/セルロース繊維マトリックスにアルミニウムナノ繊維を吹き付けた安価な陽性カートリッジフィルタを使捨て型カプセル(ViroCap(商標))に組込んで,多様な水試料中のウイルスを検出する実験を行った。脱イオン水,合成海水,自然の地下水,表面水と海水に大腸菌ファージMS2とポリオウイルス(PV1)を用いたチャレンジ試験で,ViroCapの評価を行った。同時に陽性で有効性があるが高価なVirosorb(商標)1MDSと陰性のOptiCap(商標)XLも評価した。ViroCapはIMDSやOptiCapよりかなり感度が高く,溶離液量も大型カートリッジの1/3以下になった。ViroCapは地下水等の天然水中のウイルスも安定して回収できることを示した。

シソーラス用語： 微生物検査 ,  バクテリオファージ ,  ポリオウイルス ,  *水質試験 ,  エンテロウイルス ,  アルミニウム ,  ナノファイバ ,  ガラス繊維 ,  セルロース繊維 ,  濃縮 ,  *濾材 ,  カートリッジ ,  脱イオン水 ,  海水 ,  地下水 ,  表面水 ,  負電荷 ,  原価低減
準シソーラス用語： *ウイルス検査 ,  *正電荷 ,  大腸菌ファージ

分類 (2件)： 微生物検査法  (EG02020G) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水 ,  マトリックス ,  ウイルス ,  濃縮 ,  評価