文献

J-GLOBAL ID：201002238416265185   整理番号：10A0367475

エルゴバリンを投与したミミズ類Eisenia fetidaの腸の常在菌叢比較

Microbiomic Comparison of the Intestine of the Earthworm Eisenia fetida Fed Ergovaline

著者 (4件)： RATTRAY Rogan M. (Oregon State Univ., OR, USA) ,  PERUMBAKKAM Sudeep (Oregon State Univ., OR, USA) ,  SMITH Forrest (Auburn Univ., AL, USA) ,  CRAIG A.Morrie (Oregon State Univ., OR, USA)
資料名： Current Microbiology  (Current Microbiology)
巻： 60  号： 3  ページ： 229-235  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： H0506A  ISSN： 0343-8651  CODEN： CUMIDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エルゴバリン(EV)はヒロハノウシノケグサに含まれるアルカロイドで,主にそれを食した家畜に疾病を起こし,大きな経済的損失をもたらす。この研究において,EVを投与(E+処理)したミミズ類の消化管におけるミクロフローラ解析を実施した。EVの濃度を10000ppbに設定し,ミミズ腸からのEV及び立体異性体EV(EV^*)をHPLCによりモニターした。その結果,E+処理によりEV及びEV^*の25%消失を認め,EVはミミズ腸において解毒されることを示した。次に,各処理により生じたミミズ腸ホモジェネートからDNAを精製し,16S rRNA遺伝子の分子クローニングを実施し,腸ミクロフローラを同定した。その結果,E+処理とコントロールの間のミミズ腸の微生物群集構造において,小数の顕著な相違が存在することを示した。

シソーラス用語： ミクロフローラ ,  *ミミズ類 ,  *アルカロイド ,  腸 ,  微生物分解 ,  植物毒 ,  解毒 ,  *腸内微生物
準シソーラス用語： *Eisenia fetida ,  腸内常在菌

分類 (3件)： 微生物形態学・分類学  (EG03030Y) ,  植物起原の毒性  (GZ03010J) ,  腸  (EJ06040N)

物質索引 (1件)： エルゴバリン

タイトルに関連する用語 (6件)： エルゴバリン ,  投与 ,  ミミズ類 ,  Eisenia ,  腸 ,  常在菌