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J-GLOBAL ID:201002238428142992   整理番号:10A0544155

トリス(フェニルイソオキサゾリル)ベンゼン超分子集合体ベースの光応答性オルガノゲル

Photoresponsive Organogel Based on Supramolecular Assembly of Tris(phenylisoxazolyl)benzene
著者 (2件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 640-645  発行年: 2010年 
JST資料番号: A0492A  ISSN: 0004-9425  CODEN: AJCHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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最近著者らは分子間双極子-双極子相互作用を駆動力とするトリス(フェニルオキサゾリル)ベンゼンの自己集合化によりオルガノゲル化剤としての作用を有する超分子らせん状繊維を合成した。今回,光応答性機能を有したアゾベンゼン置換トリス(フェニルオキサゾリル)ベンゼン誘導体(I)を合成したのち,光応答性ゲル化剤としての開発を目的にその光応答性自己集合挙動を研究した。その結果,アゾベンゼン部位のtrans-cis光異性化に応答してIの自己集合特性が変化することが分かった。溶液中,trans-Iは集合によりC3軸に沿った分子スタックを形成したが,一方cis-Iは立体条件が原因で分子スタックを形成しなかった。拡散配向NMRスペクトルがtrans-Iから形成された集合体の寸法はcis-Iの寸法の約4倍であることを明かにした。さらに,波長360nmの紫外線照射によるtrans-cisの光異性化がゲル層を崩壊させゾル層へ転移させた。また,trans-Iおよびcis-Iの固体形態は極めて対照的であった。trans-Iは集合により顕著なゲル化特性を示す超分子繊維状集合体を形成したが,cis-Iにおいては,同様の繊維状形態の形成は見られなかった。アゾベンゼン部位のtrans-cis構造変化が明らかにIのゲル化能力を制御した。
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分類 (2件):
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分子化合物  ,  オキサゾール,イソオキサゾール 
物質索引 (2件):
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