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J-GLOBAL ID:201002238511809796   整理番号:10A1528878

TiO2ナノ粒子に共有結合的に定着したオキソマンガン水-酸化触媒の可逆的可視光光酸化

Reversible Visible-Light Photooxidation of an Oxomanganese Water-Oxidation Catalyst Covalently Anchored to TiO2 Nanoparticles
著者 (7件):
資料名:
巻: 114  号: 45  ページ: 14214-14222  発行年: 2010年11月18日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水の酸化:2H2O→O2+H++4e-に対する均一触媒である二核ジ-μ-オキソマンガン化合物を含む幾つかの多核遷移金属錯体[H2O(terpy)MnIII(μ-O)2MnIV(terpy)H2O](NO3)3(1)を報告した。ここに,terpyは2,2′:6′,2′′-テルピリジンである。ここでは,ロバスト性発色団リンカLを用いナノ粒子TiO2表面に1の共有結合的付着を報告した。Lはアミド結合を経由して3-フェニルアセチルアセトン定着部分に付着したフェニルテルピリン配位子であって,配位子は可視光を吸収して,TiO2伝導帯へ光誘起界面電子移動を導く。L-TiO2上の混合原子価MnIII(μ-O)2MnIV錯体を組織化するため酸化剤としてKMnO4を用いた。計算モデリングと紫外可視,赤外及びEPR分光法を含む方法を組合せて1-L-TiO2集合体の電子的性質と構造性質を特性化した。1のMn(III,IV)状態が電子スカベンジャのない状態で1-L-TiO2ナノ粒子(NP)の可視光励起によってMn(IV,IV)状態に可逆的進化でき,暗中Mn(III,IV)状態に戻ることを示した。また,この知見はTiO2 NPが人工光合成集合体における電子受容体として役立つとき,光誘起電荷分離によって吸収物質の光酸化を促進するため高結晶性TiO2 NPが必須であることを指示した。この報告は水性と酸化条件のもとでロバスト性である安価な材料(例えば,TiO2とMn錯体)に基づく酸化化学に対する光触媒反応素子の開発に特に関連している。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第6族,第7族元素の錯体  ,  光化学反応 

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