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J-GLOBAL ID:201002238532779927   整理番号:10A0109204

メタノールのプロピレンへの反応(MTP)に用いる改善した触媒特性をもつ新しいアルミノリン酸塩(AIPO)を結合したZSM-5押出製品

Novel aluminophosphate (AlPO) bound ZSM-5 extrudates with improved catalytic properties for methanol to propylene (MTP) reaction
著者 (5件):
資料名:
巻: 374  号: 1-2  ページ: 18-25  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルファ-クリストバライトとトリジマイトの高密度相から成る新しいアルミノリン酸塩(AIPO)バインダを,擬-ベーマイト(AlO(OH))のリン酸処理で調製した。AIPOバインダを用いて調製したZSM-5押出製品のキャラクタリゼーションをXRD,N2吸着,NH3-TPD,27Al及び31P NMRで行い,触媒テクスチャ特性で起こる変化及びメタノール-プロピレン(MTP)反応に対する得られたZSM-5ベース押出製品の触媒活性へのそれらの含意を明らかにした。XRDから,Pとアルミナバインダとの化学的相互作用により,アルミノリン酸塩,α-クリストバライトの非常に高密度の結晶相が生成することが分かった。N2吸着,NH3-TPD研究から,リン含有押出製品においてAlO(OH)バインダの細孔形態及びZSM-5酸性度が変化することが分かった。リン添加後に観察されたAIO(OH)のメソ孔性の急激な減少から,AlO(OH)中の結晶間空孔欠陥の消失が想定され,これは結晶相から非晶質AIPO相への形態変化に起因すると考えられる。更に,27Al及び31P NMR研究から,これらの試料中のAIPO生成を確認した。得られたZSM-5ベース押出製品は水熱安定性,機械強度,プロピレン収率及びコーク生成抵抗特性を促進することが分かった。リン添加の正の側面がリン含有量と共に連続的に増加した。~0.8の最適P/Al(バインダ)比の触媒はC2-C4オレフィンへの80%収率を示し,主成分はほぼ100%メタノール変換率でプロピレン(~50%)あった。また,触媒は150hの研究期間で安定な性能を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の触媒  ,  合成鉱物  ,  変性プロセス 

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