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J-GLOBAL ID:201002238549929710   整理番号:10A1615809

(+)-スビンカナジンFの全合成および絶対立体配置の決定

Total synthesis and absolute configuration determination of (+)-subincanadine F
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号: 44  ページ: 8436-8438  発行年: 2010年11月28日 
JST資料番号: D0376B  ISSN: 1359-7345  CODEN: CHCOFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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D-トリプトファンを原料に水/メタノール中メチルアクリラートとの反応により二重N-Michael付加体を合成,続く過剰t-BuOK塩基支援Dickmann反応により酸誘導体に変換した。さらにBnOHおよびEDCI(1-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]-3-エチルカルボジイミドメチオジド)/DMAP(ジメチルアミノピリジン)処理によりベンジルエステル体へ変換した。このβ-ケトエステル体をラジカル環化の基質として用い,酸化剤Cp2FePF6/塩基t-BuOKを作用させて環化し,鍵環状中間体(I)を合成した。Iの立体化学をX-線回折により確定したところ,6-exo-trig環化由来化合物は見られなかった。引続いてIのメチルオキシカルボニル基およびベンジルオキシカルボニル基を脱離した後,フェニルセレノエステルへの変換,続いてのBu3SnH/AIBN(アゾビスイソブチロニトリル)処理により(+)-スビンカナジンFの前駆体を得,続いてのアセトアルデヒドとの縮合で全合成を終了した。特異な7-endo-trig立体選択的ラジカル環化を鍵工程とする初めてのインドールアルカロイド(+)-スビンカナジンFの全合成を完遂し,そのα-カルボニル炭素の絶対立体配置をRと確定した。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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アルカロイド  ,  分子の立体配置・配座 
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