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J-GLOBAL ID:201002238553996154   整理番号:10A0244306

FeWO4およびCoWO4ナノ構造の水熱合成および電子特性

Hydrothermal synthesis and electronic properties of FeWO4 and CoWO4 nanostructures
著者 (6件):
資料名:
巻: 493  号: 1-2  ページ: 340-345  発行年: 2010年03月18日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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タングステン酸ナトリウム(Na2WO4・2H2O),硫酸第一鉄アンモニウム[(NH4)2Fe(SO4)2・6H2O]および塩化コバルト(CoCl2・6H2O)溶液をプリカーサとして用いた水熱合成によりタングステン酸鉄(FeWO4)およびタングステン酸コバルト(CoWO4)のナノ構造を調製した。調製状態のタングステン酸塩の結晶構造および形態をX線回折分析および透過型電子顕微鏡法により評価した。その結果によると生成物は空間群P2/a,単斜晶系に属し,ナノ粒子の平均粒径はFeWO4およびCoWO4についてそれぞれ約50nmおよび70nmであった。これらのFeWO4およびCoWO4タングステン酸塩の電子特性を数種類のX線分光法,主にX線光電子スペクトル法(XPS),X線放出分光法(XES)およびX線吸収分光法(XAS)により調べた。価電子帯およびコアレベルのXPS,W LIII端(非占有のW dライク状態)のXASおよびW dおよびO pライクの価電子状態のエネルギー分布を反映するXES帯を記録した。これらのXPSおよびXASの結果は調製した状態のFeWO4およびCoWO4タングステン酸塩の組成が化学量論組成に近いことを示した。XESの結果はW 5dおよびO 2pライク状態がFeWO4およびCoWO4の価電子帯領域全体に寄与していることを示した。しかし,O 2pライク状態は価電子帯の上部に,W5 dライク状態は価電子帯の下部にそれぞれ最大の寄与をする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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絶縁体結晶の電子構造  ,  X線スペクトル一般  ,  セラミック・陶磁器の製造 
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