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J-GLOBAL ID:201002238555488962   整理番号:10A1012274

植物の真菌病害に対するバイオシールドとしての細菌キチナーゼを開発するバイオテクノロジー的アプローチ

Biotechnological approaches to develop bacterial chitinases as a bioshield against fungal diseases of plants
著者 (7件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 231-241  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0939C  ISSN: 0738-8551  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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真菌病害による穀物の収穫低下を防止するため,毒性のある化学合成殺真菌薬ではなくて生物学的殺真菌薬を開発することについて概説した。特に,真菌病原体の最も重要な標的構造成分である真菌のキチン性細胞壁を加水分解するキチナーゼに焦点をあてた。キチナーゼを用いた真菌病原体の生物学的防除は可能性があるけれど,化学合成殺真菌薬及び病害耐性変種植物に対する代替ではないと考える。野外適用に好都合なキチン分解酵素の改善に対する選択は魅力的であり,バイオテクノロジー分野の研究者を誘惑するが,酵素を生産する産業分野の要求が常に増大している。キチナーゼに基づいた処方はあるタイプの真菌による病害と戦うのに大いに助けとなるが,各種の酵素による処方が生物学的防除で発生するいくつかの制限を克服できると推定した。キチナーゼは広範囲の活性を示す強力な生物学的防除剤として開発されるが,もし化学合成殺真菌薬の完全な削減を目標とするならば統合病害管理の重要な構成要素としての生物学的防除剤をよく調べるべきである。植物病理とバイオテクノロジーとの間の短期的協調関係が近い将来にて毒性のある化学合成殺真菌薬の使用を排除するか,または少なくともかなり削減できる「新世代生物学的殺真菌剤」として使い始めを誘導すると推定した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  酵素の応用関連  ,  生物的防除 

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