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J-GLOBAL ID:201002238585038996   整理番号:10A1030525

短期間クリープ環境下における10%Cr鋼X12CrMoWVNbN10-1-1のLaves相の析出挙動

Precipitation behavior of Laves phase in 10%Cr steel X12CrMoWVNbN10-1-1 during short-term creep exposure
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巻: 527  号: 29-30  ページ: 7505-7509  発行年: 2010年11月15日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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X12CrMoWVNbN10-1-1鋼のLaves相の短期間(≦400h)クリープ環境下における析出挙動を透過型電子顕微鏡(TEM)と超高解像度サーマルフィールド走査型電子顕微鏡(UHR-FESEM)で観察した。その結果,600°Cで400hと650°Cで204hの短期間に曝したクリープ試験片でLaves相の析出が観察された。積層欠陥も観察され,相の制限視野電子回折パターンは縞模様を呈した。Laves相には核生成と成長の2つの機構が存在し,1つはLaves相がマルテンサイトラス境界に沿って現れ,結晶粒と整合していても隣りの結晶粒に入り込まず,互いに合理的な位置に存在しない。他はLaves相がM23C6粒子に隣接する領域で形成され,その後近傍のCrリッチM23C6を巻き込みながら成長する。前者は,12CrMoWVNbN10-1-1鋼におけるLaves相の主な生成機構である事がわかった。Laves相は,既存のオーステナイト結晶粒界とマルテンサイトラス境界に優先的に存在する。Laves相の平均直径と密度は温度で著しく変わるが,応力では少し変わるだけである。さらに本鋼のLaves相の形成は熱力学的に可能なプロセスである事も明らかになった。核生成プロセスは熱処理後も継続し,鋼中に生じたLaves相の核数は温度の上昇とともに減少した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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組織的硬化現象 

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