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J-GLOBAL ID：201002238608810950   整理番号：10A1043317

高大連携による高校生のための創造的化学実験プログラムの開発

Development of Creative Program for Chemical Experiments to Senior High School Students by Cooperation between University and High School

著者 (6件)： 松下洋一 (宮崎大学工学部物質環境化学科) ,  塩盛弘一郎 (宮崎大学工学部物質環境化学科) ,  菅本和寛 (宮崎大学工学部物質環境化学科) ,  宮武宗利 (宮崎大学工学部物質環境化学科) ,  倉内誠尚 (宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校) ,  中原重弘 (宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校)
資料名： 工学教育  (Journal of JSEE)
巻： 58  号： 5  ページ： 5.44-5.49 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： L4363A  ISSN： 1341-2167  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 文科省のサイエンス・パートナーシップ・プログラム(SSP)の助成を受けた高校と大学の連携による「創造的化学実験プログラム」について報告した。まず,高校側が提示したSSPの5つの実験目標と大学側が提示したSSP実験の7ケ条を紹介した。これらは最初の授業で生徒達にも伝えられたものである。次に平成16年度から平成20年度の各年に実施した実験テーマおよび実施状況を報告した。平成20年度の例では,「アルギン酸ナトリウムゲルカプセルを利用した触媒機能の研究」という大テーマの下で,「アルギン酸ゲルカプセルに機能を持たせよう」という実験を年3回実施した。実験後には,班毎に実験結果をまとめる期間を経て発表会を行った。実験方法の指導は大学教員1名のみが行い,高校側化学担当教員の全員が実験指導を担当した。最後に本プログラムの総括として,同一質問項目で5年間実施した学生アンケートからの分析結果を報告した。

シソーラス用語： *実験 ,  技術教育 ,  *学校教育 ,  化学 ,  カリキュラム ,  専門学校 ,  大学
準シソーラス用語： *学生実験 ,  教育体制 ,  大学教育

分類 (1件)： 技術教育  (YA01050I)

引用文献 (4件)：

• 福田収一. 教育の多様化を目指した高大連携. 工学教育. 2004, 52, 1, 60-64
• 宇佐美初彦. SPP講座を通した高校生への材料工学教育. 工学教育. 2005, 53, 5, 91-94
• 松下洋一. 高校の創造的化学実験プログラム開発への高大連携. 工学・工業教育研究講演会講演論文集, 2006. 2006, 11, 101, 198-199
• 渡辺良男. 理科離れは止めることができるか?. 工学教育. 2008, 56, 6, 85-89

タイトルに関連する用語 (5件)： 高大連携 ,  高校生 ,  創造 ,  化学実験 ,  開発