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J-GLOBAL ID：201002238640061811   整理番号：10A0878452

表面における標的ハイブリダイゼーション速度の増加のための調整的DNA構造

Tailoring DNA Structure To Increase Target Hybridization Kinetics on Surfaces

著者 (6件)： PRIGODICH Andrew E. (Northwestern Univ., Illinois) ,  LEE One-Sun (Northwestern Univ., Illinois) ,  DANIEL Weston L. (Northwestern Univ., Illinois) ,  SEFEROS Dwight S. (Northwestern Univ., Illinois) ,  SCHATZ George C. (Northwestern Univ., Illinois) ,  MIRKIN Chad A. (Northwestern Univ., Illinois)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 31  ページ： 10638-10641  発行年： 2010年08月11日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 先の研究で球状表面をDNAで官能化させた金ナノ粒子(DNA-AuNPs)を調製し,これがRNA分子指標を高い感度で検知することを見出した。本論文ではこのナノ粒子に蛍光色素分子標識の短鎖内部相補DNA(sicDNA)をハイブリダイゼーションさせた。DNA官能化金表面にsicDNAを結合すると蛍光色素分子を消光する性質があり,これに標的に結合するとsicDNAの変位が生じ蛍光シグナルが特異的に増大する。即ちsicDNAはDNAをナノ粒子表面からDNAを伸長させる構造変化を誘導し,標的ハイブリダイゼーション速度を5倍に増加することを示した。sicDNAの誘導性速度増大効果はすべての配列で応用が可能である。

シソーラス用語： *分子ハイブリダイゼーション ,  *ナノ粒子 ,  蛍光標識 ,  消光 ,  変化 ,  ヌクレオチド配列 ,  表面構造 ,  共有結合 ,  cDNA ,  官能化 ,  オリゴヌクレオチド ,  プローブ ,  標識化合物
準シソーラス用語： *DNAハイブリダイゼーション ,  塩基配列 ,  *金ナノ粒子 ,  蛍光消光 ,  構造変化 ,  相補性DNA ,  表面官能化 ,  分子ビーコン

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 標的 ,  ハイブリダイゼーション ,  DNA構造