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J-GLOBAL ID：201002238656839545   整理番号：10A1109871

露地キャベツのチョウ目害虫に対する3種の昆虫病原性糸状菌の混用散布による防除効果

著者 (7件)： 保積直史 (滋賀県農業技術振興セ) ,  川村容子 (滋賀県農業技術振興セ) ,  江波義成 (滋賀県農業技術振興セ) ,  増田俊雄 (宮城県農業・園芸総研) ,  宮田將秀 (宮城県農業・園芸総研) ,  樋口俊男 (出光興産 先進技研) ,  西東力 (静岡大 農)
資料名： 近畿中国四国農業研究  (Kinki Chugoku Shikoku Agricultural Research)
号： 17  ページ： 3-8  発行年： 2010年09月30日 
JST資料番号： S0040B  ISSN： 1347-6238  CODEN： KCSNAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 宿主特異性の異なる3種類の昆虫病原性糸状菌Paecilomyces fumosoroseus,Beauveria bassianaおよびNomuraea rileyiを混用散布し,露地栽培キャベツに発生するチョウ目害虫に対する防除効果を検討した。1.分生子濃度が10⁸/mlの菌液を1週間間隔で散布することで主要なチョウ目害虫に対して実用的な防除効果が認められた。濃度10⁷/ml菌液の1週間間隔散布では,効果は不十分であった。2.散布間隔について検討したところ,濃度10⁷/ml菌液の2~3日間隔散布ならびに10⁸/ml菌液の2週間間隔散布では,10⁸/ml菌液の1週間間隔散布に比べて防除効果はやや劣った。(著者抄録)

シソーラス用語： *キャベツ ,  露地栽培 ,  *糸状菌類 ,  病原性 ,  *栽培管理 ,  *害虫防除 ,  分生子 ,  *散布 ,  宿主 ,  生物農薬 ,  農薬散布 ,  Beauveria bassiana ,  Paecilomyces fumosoroseus ,  *混用散布 ,  宿主特異性 ,  *防除効果 ,  Metarhizium rileyi ,  胞子 ,  生殖細胞 ,  菌類構造
準シソーラス用語： *チョウ ,  Nomuraea rileyi ,  *チョウ目害虫 ,  菌液 ,  昆虫病原性 ,  散布間隔 ,  散布効果 ,  分生子濃度

分類 (2件)： 生物的防除  (FC05030B) ,  野菜  (FC03043X)

引用文献 (11件)：

• 相内大吾・馬場ゆき子・稲見圭吾・新屋良治・谷昌幸・倉持勝久・堀江早弥佳・小池正徳: 応動昆, 51, 205-212, 2007.
• 廣森 創・柳沼 大・鷲巣夏美・木村真美・廿日出正美: 応動昆大会要旨, 49, 209, 2005.
• Ihara, F., M. Toyama and T. Sato: Appl. Entomol. Zool., 38, 461-465, 2003.
• 木本紗帆・信田 恵・増田俊雄・江波義成・樋口俊男・廣森 創・西東 力: 関東病虫研報, 54, 117-120, 2007.
• 国見裕久: 植物防疫, 58, 459-462, 2004.

タイトルに関連する用語 (8件)： キャベツ ,  チョウ目 ,  害虫 ,  昆虫 ,  病原性 ,  糸状菌 ,  混用散布 ,  防除効果