文献

J-GLOBAL ID：201002238657609519   整理番号：10A0654110

pH指示器を用いるStreptomyces coelicolorの調節因子の迅速機能的スクリーニングとMarR様調節因子AbsCへの適用

Rapid Functional Screening of Streptomyces coelicolor Regulators by Use of a pH Indicator and Application to the MarR-Like Regulator AbsC

著者 (8件)： YANG Yung-Hun (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  SONG Eunjung (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Bo-Rahm (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Eun-jung (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  PARK Sung-Hee (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Yun-Gon (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Chang-Soo (Chungnam National Univ., Daejeon, KOR) ,  KIM Byung-Gee (Seoul National Univ., Seoul, KOR)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 76  号： 11  ページ： 3645-3656  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Streptomyces coelicolorのMarR様調節因子SCO5405の機能の解明を試みた。96ウエルプレートによるStreptomycesの培養において,ブロモチモールブルーを用いることによりS.coelicolorにおける新しいMarRファミリー調節因子の特性化の情報が容易にえられた。SCO5405はピルビン酸デヒドロゲナーゼの構造遺伝子のプロモーター領域に結合し酵素を調節した。ピルビン酸やα-ケトグルタル酸などの有機酸の生産を制御することにより,液体培地のpHを上昇させることがわかった。また,グルコースやアラニンを含む最少培地における菌体外アクチノロジンの生産を増加させた。SCO5405の役割は,細胞の増殖及び栄養素の状態に依存してTCAサイクルから抗生物質生産への炭素のフラックスのオンオフスイッチとして機能すると考えられた。

シソーラス用語： Streptomyces coelicolor ,  *転写因子 ,  ピルビン酸デヒドロゲナーゼ ,  構造遺伝子 ,  プロモーター領域 ,  *DNA結合タンパク質 ,  抗生物質発酵 ,  有機酸発酵 ,  最少培地 ,  液体培地 ,  スクリーニング ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ケト酸 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： *AbsC ,  *MarR ,  *SCO5405

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  抗生物質発酵  (GX03000S)

物質索引 (3件)： α-ケトグルタル酸 ,  アクチノロジン ,  ピルビン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： pH ,  指示器 ,  Streptomyces ,  調節因子 ,  スクリーニング