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J-GLOBAL ID：201002238658163417   整理番号：10A0589664

水素を予め被覆したPtRu/Ru(0001)表面合金上の水素とCOの共吸着

Coadsorption of Hydrogen and CO on Hydrogen Pre-Covered PtRu/Ru(0001) Surface Alloys

著者 (3件)： DIEMANT Thomas (Ulm Univ., Ulm, DEU) ,  BANSMANN Joachim (Ulm Univ., Ulm, DEU) ,  RAUSCHER Hubert (Joint Res. Centre, European Commission, VA, ITA)
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 11  号： 7  ページ： 1482-1490  発行年： 2010年05月17日 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 予めD_adを被覆したRu(0001)と多様な組成のPtRu/Ru(0001)表面合金上の水素とCOの共吸着を昇温脱離法(TPD)とIR測定によって研究した。COとH(D)の個々の吸着では,どちらの吸着体の結合強度も純粋なRu(0001)あるいはPt(111)と比較してPtRu/Ru(0001)表面合金中のPt集合体上で著しく減少した。Ptを多く含む表面合金では,Dの吸着が強くなると1ML以下の極大D_ad被覆率になった。この共吸着実験から,COはD_ad飽和表面上でさえまだ吸着できるし,初期の付着係数S₀と極大CO被覆率の両方がバイメタル表面中のPt量が増えるとかなり増大した。これらの変化をPt量が増えると清浄なPtRu/Ru(0001)表面合金上のD_ad飽和被覆が減少し,それに伴ってCO吸着中にPtを多く含む表面合金から吸着したD_adが転移することによって説明することができた。COの吸着は思いがけないくらい高い被覆率になり,個々の吸着の飽和被覆率の総和を超えるまでになった。共吸着体の層中に厚く充填している吸着体は大きな反発力を示し,両者の吸着強度を弱める結果になる。

シソーラス用語： *ルテニウム ,  *白金合金 ,  *ルテニウム合金 ,  二元合金 ,  前処理 ,  *重水素 ,  *水素 ,  *一酸化炭素 ,  *共吸着 ,  *昇温脱離 ,  *赤外吸収スペクトル ,  結合エネルギー ,  被覆率 ,  付着係数 ,  化学組成

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素 ,  Ru ,  合金 ,  CO ,  共吸着