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J-GLOBAL ID：201002238666565206   整理番号：10A0460498

アラン分散:課題と機会

The Allan Variance-Challenges and Opportunities

著者 (1件)： STEIN Samuel R. (Symmetricom, Inc., CO)
資料名： IEEE Transactions on Ultrasonics, Ferroelectrics, and Frequency Control  (IEEE Transactions on Ultrasonics, Ferroelectrics, and Frequency Control)
巻： 57  号： 3  ページ： 540-547  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： H0369A  ISSN： 0885-3010  CODEN： ITUCER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アラン分散はこれまで低ノイズでキャリア位相情報を保持するヘテロダイン方式の測定系を用いて推定してきたが,この測定系は位相ノイズのスペクトル密度推定に用いることはできなかった。位相ノイズについては,これまでキャリアを抑圧する位相検出器を用いて推定していた。最近になって直接デジタル位相測定技術が開発され,アラン分散と位相ノイズの同時推定が可能になった。本稿では,これらの3つの測定技術を比較し,アラン分散を高精度で推定する上での課題であるエイリアシング,推定偏りおよび擬似信号生成などの問題点を明らかにした。さらに,これらの課題に対処する方法を検討し,推定精度を向上するための機会として,測定系のノイズフロアを推定する方法や最適測定帯域幅のあることを示した。相互スペクトル情報を活用することで測定精度を上げ,信頼性を高めることが可能であることを示した。

シソーラス用語： *周波数安定度 ,  *標準偏差 ,  *位相雑音 ,  スペクトル密度 ,  エイリアシング ,  *測定精度 ,  信号推定 ,  位相測定 ,  周波数測定
準シソーラス用語： *アラン分散 ,  推定精度

分類 (2件)： 波形,周波数,波長,位相の計測法・機器  (AD07040Y) ,  単位,標準,標準器,定数  (AD03000E)

タイトルに関連する用語 (2件)： アラン分散 ,  機会