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J-GLOBAL ID：201002238674901193   整理番号：10A0380287

Ti₆Al₄V合金の疲労強度に及ぼす表面処理の影響

Influence of Surface Treatments on Fatigue Strength of Ti6Al4V Alloy

著者 (2件)： TAKAHASHI Kyo (Motorcycle R&D Center, Honda R&D Co. Ltd.) ,  SATO Eiichi (Motorcycle R&D Center, Honda R&D Co. Ltd.)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 51  号： 4  ページ： 694-698 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チタン合金は耐焼付き性が必ずしも良好でない。一般に,部材が摺動状態に供される場合は表面処理の適用が必要になる。表面硬化処理としては,その適用の容易さの故に酸素及び窒素処理がよく知られている。しかしながら,これら処理は疲労強度を悪化させるという問題を持っている。酸素拡散処理によって疲労強度が悪化するのは,表面に引張応力が残留するためである。酸素拡散処理チタン合金の疲労強度を改善するには,ショットピーニングが効果的である。本報告では,切欠きの影響を含みショットピーニングのような表面処理が疲労強度に及ぼす影響を詳細に明らかにした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *Ti-6Al-4V合金 ,  *疲れ強さ ,  表面処理 ,  表面硬化 ,  引張応力 ,  残留応力 ,  酸素 ,  窒素 ,  ショットピーニング ,  切欠き ,  固体内拡散

分類 (3件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O) ,  金属材料  (HC05020S)

引用文献 (14件)：

• 1) W. Urushihara: Titanium Japan 55 (2007) 207–211.
• 2) H. Fujii, K. Takahashi and Y. Yamashita: Nippon Steel Technical Rev. 378 (2003) 62–67.
• 3) Y. Sugisaki and H. Sato: Titanium Zirconium 39 (1991) 191–199.
• 4) S. Hamai: Netsushori 34 (1994) 35–40.
• 5) T. Sato and K. Akashi: J. JILM 42 (1992) 650–656.

タイトルに関連する用語 (2件)： 疲労強度 ,  表面処理