文献

J-GLOBAL ID：201002238722365169   整理番号：10A1617259

地形及び海中構造物による湧昇流発生機構に関する研究

Studies on the Generation Mechanisms of Topographical Upwelling by Submarine Topography and Structures

著者 (1件)： 大竹臣哉 (福井県大 海洋生物資源)
資料名： 水産工学  (Fisheries Engineering)
巻： 47  号： 2  ページ： 95-100  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： F0449B  ISSN： 0916-7617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地形性湧昇流の発生機構について説明した。また,どの程度の地形性湧昇流が発生可能であるかまとめてみた。地形性湧昇流の利用を検討する際の設計の手引きとなることを考慮して記述した。海底の凹凸や岬や半島,島の下流側に発生する地形性湧昇流の定量化を示すとともに,同様の発生機構が観察された海底に設置した衝立から発生する人工の湧昇流の定量化についても示した。次の順に述べた。1)地形性湧昇流の研究の歴史,2)鞍状地形における地形性湧昇流,3)岬後流域に発生する地形性湧昇流,4)海底に設置した衝立によって発生する人工の地形性湧昇流。

シソーラス用語： *湧昇流 ,  地形 ,  機構 ,  *水中構造物 ,  *海中 ,  海底 ,  渦
準シソーラス用語： 剥離渦 ,  発生機構

分類 (2件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G) ,  水産土木  (FH01030O)

引用文献 (18件)：

• 桑原久美. 人工湧昇流による磯焼け対策を進める検討プロセスについて. 平成22年度日本水産工学会学術講演会論文集. 2010, 53-54
• 吉田耕造. 沿岸湧昇. 沿岸海洋研究ノート. 1974, 11, 2, 127-142
• SUMMERHAYES, C. P. Upwelling in the Ocean. ModernProcess and Ancient Records. 1984, 1-37
• 高橋正征. 遠隔計測による伊豆大島沖の渦湧昇流計測II. 冬の性状 : 日本国土海洋総合学術診断技術報告集. 1981, 34-47
• 続辰之助. 天然湧昇域の海洋環境特性について. 水産土木. 1986, 22, 2, 41-58

タイトルに関連する用語 (5件)： 地形 ,  海中 ,  構造物 ,  湧昇流 ,  研究