抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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車載ソフトウェア仕様書に関し(株)カルソニックカンセイとの共同研究について示した。車載ソフトウェアを含めて産業用組込システムは,輸出先により法規,製品グレード,ユーザ好み等の違いによって単一仕様のもとで,異なるバリエーションが存在する。対象となるシステムをバリエーションに関わる機能を分離し,システム共通部分をバリエーションにとらわれない共通仕様モデルとして作成する分離したバリエーション部分をアスペクトとして部品化し変換ソフトウェアを作成することにより自動的に共通仕様に機能追加するスペクト指向技術を使用する。既存のシステムからバリエーションにとらわれない共通仕様モデル作成で,モデル記述にMATLAB/Simjlinkを使用した。バリエーションに関わる部品を2つにわけ,モデルを大きく変化させない部品には値,関数の追加,削除,変更で行い,モデルを大きく変化させる部位品としてはモジュールを追加させることにした。本研究の題材としては車載ECUであるAuto LIght Systemを取り上げた。バリエーションは,1)光学センサ値の正規化関数,2)地域特有部分,3)光学センサ値に対する閾値の決定である。