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J-GLOBAL ID：201002238739043289   整理番号：10A0213161

フライアッシュの利用に関するレビュー

A review on the utilization of fly ash

著者 (1件)： AHMARUZZAMAN M. (Dep. of Chemistry, National Inst. of Technol. Silchar, Silchar-788010, Assam, IND)
資料名： Progress in Energy and Combustion Science  (Progress in Energy and Combustion Science)
巻： 36  号： 3  ページ： 327-363  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： C0570A  ISSN： 0360-1285  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エネルギーを生産するための石炭の燃焼中に発生されたフライアッシュは工業副産物であり,環境汚染物質として認識されている。フライアッシュの環境汚染問題のために,かなりの研究が世界中で行われた。本報は,建設,有機化合物・排ガス・金属の除去のための低コスト吸着剤としての利用,軽量凝集体・鉱業の埋め戻し・道路のサブ基盤,ゼオライト合成などにおけるフライアッシュの利用について考察した。空気中のNOx・SOx・有機化合物・および水銀の吸着,および水中の染料および他の有機化合物の吸着のためのフライアッシュの利用についてかなりの研究が行われた。フライアッシュは種々の汚染物質を除去するための有望な吸着剤であることが分った。フライアッシュの吸着容量は化学的および物理的な活性化によって上昇させることができる。フライアッシュは建設における利用の良いポテンシャルを有する。フライアッシュのゼオライトへの転換はイオン交換・分子ふるい・および吸着剤などの多くの用途がある。フライアッシュのゼオライトへの転換は投棄問題を軽減するのみならず,廃棄物を商品化できる。フライアッシュ中の未燃炭素は吸着容量に重要な役割を有する。本分野の将来の研究についても考察した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フライアッシュ ,  *レビュー ,  *利用 ,  廃水処理 ,  排ガス処理 ,  *吸着 ,  活性化 ,  合成ゼオライト ,  鉱物合成 ,  建設 ,  イオン交換 ,  分子ふるい

分類 (2件)： その他の石材  (YC05070M) ,  天然石材,窯業製品  (RA06043Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： フライアッシュ ,  レビュー