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J-GLOBAL ID:201002238762573945   整理番号:10A0143690

水素結合への確率論的アプローチの枠内での平行板の疎水性相互作用に及ぼす温度の影響

Temperature effects on the hydrophobic interaction of parallel plates in the framework of the probabilistic approach to hydrogen bonding
著者 (2件):
資料名:
巻: 343  号:ページ: 510-521  発行年: 2010年03月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近,二つの疎水性粒子(水中に浸漬した)まわりの水-水水素結合ネットワークのそれらの相互作用に及ぼす影響を調べるために確率論的アプローチを提案した。粒子への接近のために,その周りの最初の水和シェル中の水分子はバルクの分子に比べて少数の水素結合を形成する。確率論的アプローチにより後者が既知なら(通常はこのケースである)前者の数を分析的に評価できる。他方,前者の結合は少なくとも2つの結合分子の1つが最初の水和シェル内にあり粒子表面上の最隣接サイトと結合を形成しないなら後者に比べ若干(エネルギー的に)高められると見られる。2つの疎水性粒子が互いに十分接近しているときは,境界水-水水素結合ネットワークの重なりがそれらの間に付加的な引力を生じる。本報告では,2つの疎水性粒子の溶媒媒介相互作用に及ぼす溶媒温度の影響を調べるために確率論的アプローチを用いた。それらの疎水性引力は,溶媒(水)温度に影響される。溶媒の密度,水素結合の強さ,及び分子当たりの水素結合の数がそれに敏感(ここでは圧力効果は考慮しない)だからである。確率論的アプローチにより疎水性溶質の溶媒媒介引力は不利なエネルギー成分を支配する平均力のポテンシャルの有利なエントロピー成分(”-温度×エントロピー”)によって駆動されると予想される。この引力は温度の上昇と共に低下する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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溶液論一般  ,  コロイド化学一般 
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