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J-GLOBAL ID:201002238818679008   整理番号:10A0610388

生物系における有機ハロゲンの非結合相互作用: 薬物発見および生体分子設計における意義

Nonbonding interactions of organic halogens in biological systems: implications for drug discovery and biomolecular design
著者 (3件):
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巻: 12  号: 18  ページ: 4543-4551  発行年: 2010年05月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ハロゲン化は生体分子設計における重要な反応であるが,リガンドのハロゲン原子と標的蛋白質との相互作用を評価するための適切な理論的アルゴリズムはなく,また結合ポケット中の電子供与性原子や官能基とハロゲン原子がどのように相互作用するのかという詳しい理解はまだ得られていない。この展望では,結晶学的データおよび理論的視点に基づきハロゲンの非結合相互作用の研究に焦点を絞った。有機ハロゲン原子はC-X・・・OおよびC-X・・・Hの形で広範囲の非共有結合性の蛋白質-リガンド相互作用に含まれ,その幾何学的およびエネルギー的様相により著しく異なった性質を示す。生体分子では,NまたはS原子と比べ重いハロゲンは酸素原子および芳香族π電子系と直線状の相互作用を取りやすい。一方でこれらのハロゲン結合の平均分子間距離はハロゲン原子の半径または分極率とともに増大する。さらに,蛋白質-リガンド複合体におけるF・・・H相互作用は他のX・・・H相互作用(X=Cl,Br,I)とは異なった挙動を示す。これらの相互作用の特性は小分子モデル系を用いたab initio計算によって合理的に説明された。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子間相互作用  ,  薬物の構造活性相関  ,  芳香族単環ハロゲン化合物 

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