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J-GLOBAL ID：201002238824765757   整理番号：10A0536836

DPE法による制御/リビングラジカル重合への新アプローチ

A new approach to controlled/living radical polymerization by DPE method

著者 (5件)： CHOU I-chen (Dep. of Chemical Engineering, National Taiwan Univ., Taipei, Taiwan) ,  LUO Ying-da (Inst. of Polymer Sci. and Engineering, National Taiwan Univ., Taipei, Taiwan) ,  CHIU Wen-yen (Dep. of Chemical Engineering, National Taiwan Univ., Taipei, Taiwan) ,  CHIU Wen-yen (Inst. of Polymer Sci. and Engineering, National Taiwan Univ., Taipei, Taiwan) ,  CHIU Wen-yen (Dep. of Materials Sci. and Engineering, National Taiwan Univ., Taipei, Taiwan)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 51  号： 12  ページ： 2527-2532  発行年： 2010年05月28日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1,1-ジフェニルエチレン(DPE)によるバルク状態のメタクリル酸メチルやスチレンの制御フリーラジカル重合を開始剤系の前加熱処理およびモノマーのリビング重合からなる二段階プロセスでおこなった。反応期間中ポリマーは継続的に成長し,Mnが100kDaでも分子量分布は比較的に小であった。著者らは先にDPE制御ラジカル重合で重合中一定の分子量のポリマーが得られることを報告し,これをDPEキャップ休眠鎖の低い再活性化速度定数(k₂)に帰した。一段階プロセスでk₂を増加させるために反応温度を上げると,分子量は継続的に増大したが分子量分布が拡がるかまたは二峰性になった。本報告は二段階プロセスを提案した。第一段階で開始剤AIBN,制御剤DPEと少量のモノマーを混合し特定時間加熱,第二段階でモノマーのリビング重合をおこなわせた。本プロセスによりDPE系の欠陥は最小化され,重合のリビング性と分子量の制御性が増進した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リビングラジカル重合 ,  分子量分布 ,  前処理 ,  ポリメタクリル酸メチル ,  ポリスチレン ,  温度依存性 ,  アゾ化合物 ,  脂肪族ニトリル ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： *バルク重合 ,  休眠状態 ,  経過時間依存性 ,  再活性化 ,  分子量制御

分類 (3件)： 単独重合  (CG04020S) ,  均一系触媒反応  (CB06090Q) ,  高分子の分子量分布,分別  (CG02032X)

物質索引 (4件)： 1,1-ジフェニルエチレン ,  AIBN ,  スチレン ,  メタクリル酸メチル

タイトルに関連する用語 (2件)： DPE ,  リビングラジカル重合