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J-GLOBAL ID:201002238826966334   整理番号:10A1529999

チタン基板上にスパッタ蒸着した低摩擦SiC-2.6質量%Ti膜の摩耗剥離に及ぼす中間層の影響

Effect of intermediate layer on wear-delamination life of low-frictional SiC-2.6mass%Ti film sputter-deposited on titanium substrate
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巻: 205  号:ページ: 2532-2537  発行年: 2010年12月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非常に低い約0.05の摩擦係数を有するSiC-2.6%Ti膜の早期摩耗剥離を防止するためにTi基板上に五種類の中間層(I-Ls)をスパッタ蒸着し,ボールオンディスク型摩耗試験機を使用して試験した。Ti,SiO2,およびSi(Ti)のI-Lsのスパッタ蒸着はI-Lの厚さが0.4μm以下の場合にはSiC2.6%Tiの上部膜の剥離寿命を増加し,TiO2I-Lは剥離寿命を低下させる。SiC-3.6%TiのI-Lは,I-Lの厚さが増加すると上部膜の剥離寿命が増加し,I-Lの厚さが0.2μm以上の場合にはTi,SiO2,およびSi(Ti)のI-Lsより長くなる。剥離は,摩耗が上部膜/I-L界面に到達する前は,TiI-Lの場合には上部膜/I-L界面に沿って発生し,SiO2,Si(Ti)O2,およびSiC-3.6%TiI-Lsの場合にはI-L/基板界面に沿って発生する。I-Lの存在による剥離寿命の増加は,上部膜/I-LとI-L/基板境界の両者の界面強度の増加による。SiC-3.6%Ti I-Lについては,残留圧縮応力の発生が剥離寿命の増加の主な原因と思われる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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金属材料へのセラミック被覆 

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