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J-GLOBAL ID:201002238832191050   整理番号:10A0433613

神経嚢虫症の診断のためのMTTリンパ球増殖分析の評価

Evaluation of the MTT lymphocyte proliferation assay for the diagnosis of neurocysticercosis
著者 (6件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 175-178  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: H0882A  ISSN: 0167-7012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経嚢虫症(NCC)は中枢神経系(CNS)に留まった有鉤条虫Taenia soliumの幼生形に起因する。NCCの臨床診断は特異的な徴候または症状がみられないその多様な兆候のために困難である。その診断には,広範にわたる血清学的分析と神経画像モダリティが用いられる。本研究の目的は,NCC診断のためのMTT分析法の評価とその感度,特異性及び精度を測定することであった。MTT分析は細菌の増殖によるテトラゾリウム塩の細胞性還元とそれによる色素産物の定量化に基づくものであった。本研究ではNCC関連の活動性癲癇(AE)患者59名,NCC以外のAE(疾患対照)患者30名,健常ボランティア64名を対象とした。被験者から新鮮なリンパ球を分離し,嚢胞液抗原被覆組織培養プレート上で培養した。MTT分析は標準プロトコルに従って行った。嚢胞液抗原による増殖指数(PI)の平均値はNCC患者,疾患対照,健常人でそれぞれ2.13±0.72,0.622±0.31,0.71±0.36であった。NCC患者のPI値はカットオフ値(対照の平均値+2標準偏差;1.31)より高かった。NCC診断のためのMTT分析の感度,特異性及び精度はそれぞれ87.93%,94.68%,91.5%であった。単回の嚢胞感染での分析感度は86.4%であった。本研究では,MTTがNCC診断に利用できる適応性のある手法であることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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微生物検査法 

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