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J-GLOBAL ID:201002238848347301   整理番号:10A1091917

自己折畳みキャビタンド中のロジウム錯体によるノルボルナジエンの接触水素化

Catalytic Hydrogenation of Norbornadiene by a Rhodium Complex in a Self-Folding Cavitand
著者 (8件):
資料名:
巻: 49  号: 41  ページ: 7489-7492  発行年: 2010年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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有機金属化合物[Rh(nbd)2]BF4(1a・BF4;nbd=ノルボルナジエン)がRebekの自己折畳みオクタアミドキャビタンド(2a)に包接された錯体を合成した。1a・BF4は不飽和有機化合物の水素化などの反応に用いられる配位不飽和ロジウムカチオン触媒の前駆体として知られている。2aはコバルトセニウムカチオン(3a+)とも安定な包接化合物を形成し,包接された3a+は2aの空洞中で自由に回転する。一方,ビスノルマルジエンロジウム(I)カチオン(1a+)は3a+と比較して長く伸びており,3a+のように空洞中で自由回転はせず優先的配向位置を占めることが分かった。1a・BF4の存在下において,ノルボルナジエンはH2によって部分還元された二量体を生成するが,これに2aを加えると二量体ではなくノルボルネンが優先的に生成した。この違いは1a+が2aの空洞中で優先的に配向しているためと考えられる。
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分類 (4件):
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貴金属触媒  ,  白金族元素の錯体  ,  分子化合物  ,  酸化,還元 
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