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J-GLOBAL ID：201002238870809360   整理番号：10A0662275

一般的キャッシュネットワークのための近似モデル

Approximate Models for General Cache Networks

著者 (3件)： ROSENSWEIG Elisha J. (Univ. Massachusetts, Massachusetts) ,  KUROSE Jim (Univ. Massachusetts, Massachusetts) ,  TOWSLEY Don (Univ. Massachusetts, Massachusetts)
資料名： Proceedings. IEEE INFOCOM  (Proceedings. IEEE INFOCOM)
巻： 2010 Vol.2  ページ： 1100-1108  発行年： 2010年 
JST資料番号： E0920A  ISSN： 0743-166X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 任意トポロジーを持つネットワークではあまり検討されていないマルチキャッシュシステムにおいて,それらの挙動を近似する低計算量アルゴリズムが要求されている。これに対し本論文では,一般的キャッシュネットワークのための近似モデルを提案し,マルチキャッシュネットワークの挙動近似のための新しいアルゴリズムとしてa-NETを提案した。SCA(単一キャッシュ近似)を用いたLRU(a-LRU)によるキャッシュネットワークの近似の問題を取り上げ,そのモデルを提示し,a-LRUからa-NETに向けての議論を行うとともに,一つの例としてa-NET性能について論じた。a-NETの不正確性に対する原因候補として,SCAアルゴリズムにおける本来的な予測誤差,IRM仮説の違反,入力誤り,の3つを提示し,最短路ルーティングを用いる場合のキャッシュツリーについて論じた。a-NET予測誤差の原因となるIRM違反について理解するために,離散Markov連鎖を用いて,誤りストリームのキャラクタリゼーションを行った。a-NETの精度に関する数値実験を行い,接続性,ソースクラスタリング,現実的なトポロジー,要求分布,キャッシュサイズ,の下での結果を示した。また近似誤差の性能因子解析を行い,a-NETの精度評価を実施した。それにより,a-NETの高精度性を確認した。

シソーラス用語： *通信網 ,  最短路問題 ,  *経路選定 ,  予測誤差 ,  *Markov連鎖 ,  離散系 ,  精度 ,  実験 ,  キャッシュメモリ ,  因子分析 ,  性能評価 ,  *近似法 ,  *通信操作
準シソーラス用語： *キャッシュネットワーク ,  *ルーティング ,  数値実験 ,  *離散Markov連鎖

分類 (4件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  ネットワーク法  (KA03040X) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (2件)： キャッシュ ,  近似モデル