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J-GLOBAL ID：201002238881920602   整理番号：10A0534055

非酵素的グリコシル化はミオグロビンの構造的修飾を誘導する

Non-enzymatic glycation induces structural modifications of myoglobin

著者 (3件)： ROY Anjana (Univ. Calcutta, Kolkata, IND) ,  SIL Rajarshi (Univ. Calcutta, Kolkata, IND) ,  CHAKRABORTI Abhay Sankar (Univ. Calcutta, Kolkata, IND)
資料名： Molecular and Cellular Biochemistry  (Molecular and Cellular Biochemistry)
巻： 338  号： 1-2  ページ： 105-114  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： C0452B  ISSN： 0300-8177  CODEN： MCBIB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ミオグロビンのグリコシル化誘導の機能修飾は知られているが,蛋白質の構造的修飾は報告されていない。今回,ヘム蛋白質のグルコース修飾構造変化が調べられた。25°Cで6日間のグルコースによるメトミオグロビン(Mb)のin vitroグリコシル化後に,グリコシル化ミオグロビン(GMb)及び無変化Mbが分離され,それらの性質が調べられた。Mbと比較して,GMbは280nm周辺での吸収を増加し,285nmでの励起による蛍光発光を増強した。さらに,より多くの表面の近づきやすいトリプトファン残基がGMbにおいて曝されていた。GMbの二次構造において,α-ヘリックス量が減少していた。グリコシル化は,ヘム蛋白質の疎水性を増加した。GMbは,熱変性に関してより不安定であった。ヘム-グロビン結合は,GMbにおいてより弱くなった。

シソーラス用語： *ミオグロビン ,  *メトミオグロビン ,  *グリコシル化 ,  ヘリックス構造 ,  ヘムタンパク質 ,  疎水性 ,  熱安定性 ,  *二次構造 ,  ゲル電気泳動 ,  円偏光 ,  偏光測定 ,  アミノ酸残基 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： CD分光法 ,  αヘリックス

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

物質索引 (3件)： ANS ,  アクリルアミド ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (5件)： 酵素 ,  グリコシル化 ,  ミオグロビン ,  修飾 ,  誘導