抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高等学校教諭の視点から高校生の現状と教育の試み,大学や社会へ期待事項について解説した。高校と大学が連携して教育活動を行う高大連携は多くの高校が取組み,実施している。科学技術振興機構が支援するサイエンスパートナシッププロジェクト事業に参加することで,高大連携を理系教育の一環として位置づけた学習活動を行っている。大学の施設を利用した実験実習と企業研究所で行うキャリア教育を取入れた実習に加え,理系進学者向けの特別講座の3つを融合し,教科学習に結びつけている。これは理系融合型学習である。融合型の高大連携を行うことで高校生が大学や企業研究室など,連携研究機関にある最新の施設を利用して実験実習を行うことができた。このプロジェクト事業を通じて生徒の今後の進路選択,材料教育への関心,理科離れの問題などを述べた。