文献

J-GLOBAL ID：201002238888351018   整理番号：10A0215876

数学的モデルで誘導したリブロース1,5-ビスりん酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼの遅い脱活性化

Slow deactivation of ribulose 1,5-bisphosphate carboxylase/oxygenase elucidated by mathematical models

著者 (5件)： WITZEL Franziska (Max-Planck-Inst. for Molecular Plant Physiology, Potsdam-Golm, DEU) ,  WITZEL Franziska (Inst. for Pathology, Berlin, DEU) ,  GOETZE Jan (Univ. Potsdam, Potsdam, DEU) ,  EBENHOEH Oliver (Max-Planck-Inst. for Molecular Plant Physiology, Potsdam-Golm, DEU) ,  EBENHOEH Oliver (Univ. Aberdeen, Aberdeen, GBR)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 277  号： 4  ページ： 931-950  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リブロース1,5-ビスりん酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(RuBisCO)は種々の副反応を触媒する。本研究では,数学的モデルを用いて,RuBisCoの速度論的特性を検討した。まず,異なる生物由来のRuBisCOの速度論的挙動を定量的に反映した最小モデルを定式化した。実験的に決定した最大反応速度およびMichaelis定数に反応段階の速度パラメータを関連づけることで,生物間の機構的差異を解析可能だった。最小モデルは,副反応を生む2種の阻害因子が,実験的に決定された速度論を記述するのに充分であることを示した。キシロース1,5-ビスりん酸を基質として許容するRuBisCOの限定的能力の速度論を説明するために,他の副反応を含めることが必要だった。本モデルの結果は,分子構造で支持される新規のエノール化機構の関与を示唆する。

シソーラス用語： *リブロースビスリン酸カルボキシラーゼ ,  数学モデル ,  酵素反応速度論
準シソーラス用語： *リブロースビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 数学的モデル ,  誘導 ,  リブロース ,  ビス ,  りん酸 ,  カルボキシラーゼ ,  オキシゲナーゼ ,  脱活性化