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J-GLOBAL ID:201002238931858490   整理番号:10A1031387

ビタミンD3代謝産物はヒト歯髄細胞およびヒト歯嚢細胞における骨形成分化を誘導する

Vitamin D3 metabolites induce osteogenic differentiation in human dental pulp and human dental follicle cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 133-141  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンD3代謝産物は骨代謝を調節し,1α,25-ジヒドロキシビタミンD3(1α,25(OH)2D3)は歯無機化に重要な役割を果たすことは知られている。しかしながら,in vitroでのヒト歯髄細胞(hDPC)およびヒト歯嚢細胞(hDFC)における骨形成誘導因子としてビタミンDの能力についてはほとんど知られていない。従って,本研究では,in vitroでのhDPCおよびhDFCの増殖および骨形成分化に及ぼすビタミンD3代謝産物1α,25(OH)2D3および25-ヒドロキシビタミンD3の影響について研究した。また,ビタミンD3代謝酵素がhDFCおよびhDPCで調節されるかどうかについて検討した。細胞増殖はhDPCおよびhDFCにおいて両代謝産物により低下した。ビタミンD3代謝産物はアルカリ性ホスファターゼ(ALP)活性を増加させ,骨形成添加物(OS;L-アスコルビン酸-2-りん酸+β-グリセロりん酸)を添加した場合,無機化を誘導したが,しかしオステオカルシン(OC)およびオステオポンチン(OPN)の発現はOSを加えずに調節された。CYP24およびCYP27B1発現はビタミンD3代謝産物によりアップレギュレーションされ,25OHD3は培地中で1α,25(OH)2D3に変換した。これらの結果から,1α,25(OH)2D3(10および100nM)および25OHD3(500nM)はhDPCおよびhDFCの分化のために骨形成添加物により相乗的に骨形成誘導因子として使用できることを確認した。さらに,本研究成果によりビタミンD3標的細胞としてhDPCおよびhDFCの役割に関する知識が高まった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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ビタミンD  ,  細胞生理一般  ,  歯の基礎医学 
物質索引 (4件):
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