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J-GLOBAL ID：201002238941646602   整理番号：10A0829901

銀河中心における恒星風の降着

Accretion of Stellar Winds in the Galactic Centre

著者 (2件)： CUADRA Jorge (Shanghai Astronomical Observatory, Shanghai, CHN) ,  CUADRA Jorge (Max-Planck-Inst. Astrophysik, Garching, DEU)
資料名： 宇宙航空研究開発機構特別資料 JAXA-SP-  (JAXA Special Publication)
号： 09-008E  ページ： 130-133  発行年： 2010年02月26日 
JST資料番号： S0762C  ISSN： 1349-113X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銀河中心における超膨大なブラックホールSgr A*周辺のガス力学の3次元数値研究について記述した。恒星風としての起源からブラックホールによる捕獲までガスを追跡する。以前の調査に比較して,星が現実的な軌道上にあり,最近発見された遅い風の源を含み,光学的に薄い放射状冷却を認める。熱いX線放出ガスと共存する,冷たいガス塊と線条を形成しながら,遅い風が衝撃を与え,迅速に冷却していることを発見した。降着比率は,平均して,Bondi推定と矛盾しないが,数十から数百年のタイムスケールについてはかなり可変的である。合体流物理学はこのシミュレーションでは解明しなかったが,このような変化性は,強く非線形応答に導くことができ,Sgr A*のX線光度を近接のX線反射星雲の観測によって含まれる,高い値に到達させることができた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ブラックホール ,  気体力学 ,  *恒星風 ,  放射 ,  X線反射 ,  星間物質
準シソーラス用語： X線放射 ,  *銀河中心 ,  *質量降着 ,  星雲

分類 (2件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y) ,  星雲  (DB06000W)

引用文献 (13件)：

• Baganoff F. K., Maeda Y., Morris M., et al., 2003, ApJ, 591, 891
• Coker R. F., Melia F., 1997, ApJ, 488, L149
• Cuadra J., Nayakshin S., Martins F., 2008, MNRAS, 383, 458
• Cuadra J., Nayakshin S., Springel V., Di Matteo T., 2005, MNRAS, 360, L55
• Cuadra J., Nayakshin S., Springel V., Di Matteo T., 2006, MNRAS, 366, 358

タイトルに関連する用語 (3件)： 銀河中心 ,  恒星風 ,  降着