抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
3GPP Spatial Channel ModelやWinnder2チャネルモデル等の測定データに基づいたレイベースチャネルモデルはLTEやIMT-Advanced等の次世代移動通信技術において用いられているMIMO伝送技術の評価チャネルモデルとして広く用いられている。近年MIMO伝送におけるThroughputの時間変動特性等を評価するために動的特性を含んだチャネルモデルが必要とされているが,測定データからチャネルの動的特性を抽出し,チャネルモデルに反映する方法は十分に検討が行われていない。本稿では,粒子フィルタを用いて測定データからクラスタの生成/消滅時刻,伝搬パラメータの時間変動等のクラスタパラメータを推定する手法を提案した。また上記クラスタパラメータを用いてDynamic Channel Modelを作成する手法を提案した。最後に市街地における測定データからDynamic Channel Modelを作成して測定データにおけるAoA,ToA,AoDのスプレッドと自己相関との比較を行い,提案手法がほぼ正しく測定データにおけるチャネルの動的特性を再現している事を示した。(著者抄録)