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J-GLOBAL ID：201002239015589049   整理番号：10A1383711

Jurkat T細胞での銀ナノ粒子の毒性の機構としてのp38 MAPK活性化,DNA損傷,分裂周期阻止とアポトーシス

p38 MAPK Activation, DNA Damage, Cell Cycle Arrest and Apoptosis As Mechanisms of Toxicity of Silver Nanoparticles in Jurkat T Cells

著者 (2件)： EOM Hyun-Jeong (Univ. Seoul, Seoul, KOR) ,  CHOI Jinhee (Univ. Seoul, Seoul, KOR)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 44  号： 21  ページ： 8337-8342  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化ストレスに関係する終点によるヒトJurkat T細胞での毒性試験で,銀ナノ粒子(AgNP)のヒトの健康への影響を調べた。また,AgNPから放出されたAgイオンが毒性に関与すると予測してAgイオンの影響をAgNPと比較した。細胞生存試験ではAgNPへの曝露がAgイオンと比べて高いJurkat T細胞感度を示した。初期曝露時にAgNPとAgイオンによって誘起された細胞活性酸素種レベルは類似したが,24時間後にはAgNPへの曝露でAgイオンと比べて増加し,酸化ストレスがAgNPで観察された細胞毒性の間接的要因であることを示した。さらに,AgNPへの曝露が核因子-E2関連因子-2と核因子-kappaB信号伝達経路とその後のDNA損傷,細胞周期阻止とアポトーシスを誘発し,p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)を活性化する可能性を示した。

シソーラス用語： *Jurkat細胞 ,  ナノ粒子 ,  *細胞毒性 ,  *作用機序 ,  毒性試験 ,  酸化ストレス ,  金属イオン ,  銀化合物 ,  p38MAPキナーゼ ,  活性化 ,  アポトーシス ,  DNA損傷 ,  細胞周期 ,  曝露試験 ,  活性酸素 ,  重金属汚染
準シソーラス用語： 銀イオン ,  *銀ナノ粒子

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  人間に対する影響  (EE05050C)

タイトルに関連する用語 (10件)： T細胞 ,  銀ナノ粒子 ,  毒性 ,  P38 ,  MAPK ,  活性化 ,  DNA損傷 ,  分裂周期 ,  阻止 ,  アポトーシス