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J-GLOBAL ID:201002239032625504   整理番号:10A1000485

キャピラリー電気泳動ミクロフルイディクスシステムでの血清N-グリコームのハイスループットプロファイリング:GlycoHepatoTestの臨床インプリメンテーションに関して

High-Throughput Profiling of the Serum N-Glycome on Capillary Electrophoresis Microfluidics Systems: Toward Clinical Implementation of GlycoHepatoTest
著者 (12件):
資料名:
巻: 82  号: 17  ページ: 7408-7415  発行年: 2010年09月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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慢性肝疾患は主として感染によって引き起こされ,肝臓繊維症は肝硬変に進行する。多くのバイオマーカーが明らかにされており,そのひとつにN-グリカンがあるが,このN-グリカンは発色団を含まないため,分析が困難とされている。こうしたことから,本研究では血清N-グリカンの調製及び8-アミノピレン1,3,6-トリスルホン酸標識化とそれに続くポリメラーゼ連鎖反応サーモサイクラでの培養法を開発し,市販ミクロフルイディクスベースプラットフォームでのキャピラリー電気泳動によってこれらの試料を分析した。市販ミクロフルイディクスベースプラットフォームでは短い分離チャンネルを使用するが,これに技術的改良を加えたGlycoHepatoTestによってN-グリカンの測定が可能になった。最適化した手法では,96ウェルプレート中,半日で8-アミノピレン1,3,6-トリスルホン酸標識化N-グリカンを調製することができた。ここに用いた市販ミクロフルイディクスシステムはGlycoHepatoTest分析に適し,豊富な蛋白質,例えば組換IgGのN-グリカンプロファイリングに使用できることが分かったが,さらにこの方法を用いることで,臨床検査における慢性肝疾患の診断及びモニタリングのためのグリコミクスが可能であった。
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分類 (4件):
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グリコシド,配糖体  ,  電気泳動分析  ,  流体式制御機器  ,  医学的検査一般 
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